CDM事業(Clean Development Mechanism)

クリーン開発メカニズム(CDM)事業

■プロジェクト概要

中国国内における養豚場の豚舎排水から発生するメタンガスを回収・発電するプロジェクトです。
豚舎排水を嫌気処理によってメタンガスを回収し、豚舎施設内で使用する電力を賄います。
また、嫌気処理後の処理水を更に好気処理し、現地の排水基準以下まで水質を改善します。
最終処理水は、豚舎内での清掃や魚の養殖等に再利用される予定です。
このプロジェクト実施により、
①メタンガス(温室効果はCO2の21倍)の排出を削減し、
②施設内使用電力をクリーンエネルギーによって
代替するほか、
③現地の地下水、河川の水質環境の改善等にも貢献します。

このプロジェクトを通じて、温室効果ガスの一つであるメタンガスの排出削減が可能になることや、
開発途上国において、新エネルギー利用の普及拡大、高度な水処理技術の導入が可能となります。

■環境技術導入と温室効果ガス排出削減

豚舎からは、毎日大量の排水(汚水)が発生します。
排水はラグーン(池)に放流されており、長い年月
をかけてラグーンを通る間に、嫌気性微生物の働き
によって浄化されています。
しかし、ラグーン滞留中には嫌気性微生物の働きに
よって発生するメタンガス(温室効果はC02の21倍)
が大量に大気中に放出され、また排水の地下浸透
による地下水の汚染や悪臭の発生による地域環境
の悪化も懸念されます。
この問題を、高度な排水処理設備の導入により解決し、
地球環境、生活環境の改善に貢献するものです。